データ制作の基礎知識

当業界における版下及びカラーデザイン制作に関して簡潔に取りまとめたものです。

<ソフトの種類と特徴>

  • イラストレーター
    Adobe Systems社のグラフィックス描画ソフト。
    直線や曲線、円などの図形を組み合わせて描画を行なったり、文字の入力による版下等の作成に使用される。
    画像は図形の集合で表されるため、輪郭の修正などが容易なほか、拡大しても画像が劣化しないなどのメリットがある。
  • フォトショップ
    Adobe Systems社の画像編集ソフト。
    既存の画像に特殊効果を施したり編集したりすることが主な機能である。
    多彩な描画機能も備えており、ロゴ等をスキャナーで取り込んだり、カラーデザインの作成にも利用される。

<拡張子とファイル形式>

  • .ai
    イラストレーター形式。
  • .psd
    フォトショップ形式。レイヤーを保持したまま保存出来るが、ファイルの容量は重くなる。
  • .eps
    イラストレーター・フォトショップどちらのソフトからでも保存出来る形式。最終的な保存形式とされる事が多い。
  • .jpg
    画像データの保存方式の一つ。データを圧縮して保存する為、データの容量は小さくなる。デジタルカメラの保存形式としても使われる。
  • .bmp
    Windowsが標準でサポートしている画像形式。
  • .pdf
    イラストレーター・フォトショップどちらのソフトからでも保存出来る形式。パソコンの機種に関係なく、作った状態と同じレイアウトで見られる。データが軽いので、インターネットで楽にやりとりができる。

<カラーモード>

  • CMYK
    カラー印刷に使う基本の4色、「cyan=シアン(藍)」、「magenta=マゼンタ(緋)」、「yellow=イエロー(黄)」の頭文字とblackの最後のkをとった言葉。この4色を順に刷り重ねると、色がさまざまな割合で混ざり合い、あらゆる色を表現できる。CMYの3色はいずれも、ほかの色の混ぜ合わせでは作れない色で、色材の三原色という。
  • RGB
    光の三原色Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)のこと。光の色はこの3色の光の混合で作られる。パソコンのモニターの色もRGBの3色の掛け合わせで作られている。画面表示用として利用され、印刷物には適さない。
  • グレースケール
    黒から白までの間のグレーの階調のこと。0%(白)から100%(黒)までの数値で表す。
  • モノクロ(2階調)
    モノクローム(mono=単、chrome=彩度)の略。白と黒100%のみで表現されているもの。

<記憶メディアと容量>

  • FD(フロッピーディスク)
    磁性体を塗布した一枚の円盤とそれを防護するジャケットで構成される。データの読み書きの速度も速くないが、安価なため広く普及している。現在では1.44MBの2HDタイプのものが主流。
  • MO
    磁気記憶方式に光学技術を併用した、書き換え可能な記憶装置。
    容量が128MB、230MB、540MB、640MBのものが一般的だが、ASMOやGIGAMOのように1GBを超える規格もある。
  • CD-R
    データを一度だけ書き込めるCD。いったん書き込んだデータは消去できない。容量は通常650MBのものと700MBの2種類がある。
  • CD-RW
    任意のデータを何度でも書き込んだり消去したりできるCD。容量はCD-Rと同じ。

※ 1GB(ギガバイト)=1,024MB(メガバイト)
※ 1MB(メガバイト)=1,024KB(キロバイト)
※ 1KB(キロバイト)=1,024B(バイト)