ダイキャスト製品の製造工程
2010年05月28日
ダイキャストとは、溶かした金属を金型に圧力をかけ流し込み製造する鋳造方法を言う。
主に亜鉛合金・アルミ合金を使用。
「長所」
・ 寸法精度が高く、複雑な形状の製品に向く。
・ 型が出来れば短時間に大量生産出来る。
・ 鋳造に圧力をかける為、他の鋳造に比べ肉薄で、均一な物が出来る。
・ 型の寿命が長い。
「短所」
・ 型代が高額である。
・ 金型製作に時間(約1ヶ月)が掛かる。
・ 少量(1,000個未満)生産に向かない。
金型製作には、前もって正確な図面(出来れば手作り模型)が必要であり、
金型製作期間は約30日間。- 金型に高熱で溶かした地金を圧力をかけて流し込む。
- 金型から取り出す。
・ 製品に付いている湯口をエンドレス加工で取り除く。
・ ネジなどのタップ等、その他を加工する。 - キャスト製品の表面を粗バフから仕上げバフまで繰り返し磨き出す。
- 表面処理(着色・めっき)をする。