いつも弊社の製品・サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回は2023年8月から展開中の弊社新カタログ「V-Shika Catalogue No.65」より“江戸切子”のご案内です。
カタログの限られた紙面上での説明に補足して、主な新製品のセールスポイントなどを順次ご紹介してまいります。
東京都墨田区にある工房で、およそ半世紀にわたり、
江戸切子伝承の技法を駆使した器づくりに邁進してきた
木村泰典氏。同氏がこの世界に入ったのは、大阪万博が
開催された1970年のこと。江戸切子職人だったご尊父から
誘われ、仕事を手伝うことになったのがはじまりでした。
「後を継ぐつもりは全くありませんでしたが、続けているうち
に江戸切子の世界に魅了されていました」。
1992年に東京都伝統工芸士に認定。現在では日本を代表する
江戸切子職人の一人として数えられています。
◆Point・ソーダガラス製江戸切子とクリスタルガラス製江戸切子の違い
ソーダガラスとは主原料の珪砂にソーダ灰と石灰等を
混ぜて作られたガラスで、軽くて丈夫という特徴があります。
一方、クリスタルガラスは酸化鉛等が混ぜられたガラスで、
屈折率が高く、透き通るような透明感があり、重厚感のある
重みも特徴のひとつです。
キズに注意深く扱う必要がある一方で、ソーダガラスよりも
繊細な加工が可能です。
●受注のお客様例:
外資系企業様から官公庁まで幅広くお求めいただいています。
●主な用途:
企業の周年記念品、ブライダルの引き出物、百歳訪問の
記念品などにご利用いただいています。
★名入れをしたい場合は…
今回掲載している江戸切子への名入れは、
ケース名入れをおすすめしています。
弊社では全て無地ケースでご用意していますので、
本体加工するよりも早く(現在非常に人気のため
ガラス本体への名入れはお時間をいただきます)、
且つ職人の巧みな技による江戸切子本体の
柄の良さを損なうことなくお届けできます。
江戸切子は透明なガラスの上に色ガラスを被せた
「被せガラス(きせがらす)」を元に、柄を入れて
加工されます。そこで、透明なガラスの代わりに
琥珀色のガラスを用いることで、琥珀ルリ、琥珀赤
といった色の江戸切子が出来上がります。
この琥珀色ガラスは味のある渋い光り方を
することが特徴で、光が当たった時の輝きが深く、
落ち着いた大人の雰囲気を醸し出します。
大切なお取引先様への一味違う贈り物に
いかがでしょうか。
●クリスタルガラス製江戸切子で伝統工芸士の「プロ」の技を見る
●「スタンダードライン」のオーソドックスなソーダガラス製江戸切子から始めてみる
1点1点職人の手作業により生み出される、日本を代表する伝統工芸品・江戸切子。
その魅力が少しでも伝わりましたら幸いです。
製品サンプルをご入用の場合は、弊社営業担当までご連絡ください。